インプラントの講演をしてきました2013.9.11
昨日、インプラントの講演をしてきました。
今回の人数は多くて50人くらいでした。
内容は私の使っているSPIインプラントの内容の説明です。
しかし、今回は開発のこととか歴史のことまでふみこんでお話しました。
また、他社のインプラントととの比較もして、そのメリットについて詳しく説明いたしました。
今回も、新しい製品が発売予定なので、そのことについても話ました。
質問も多く出たので、ちょっと時間をオーバーしてしまいました。

 18年前に入れたインプラントです2013.9.5
このX線写真は、18年前に入れたインプラントです。
二本とも骨が安定しており健康な状態を保っているのが分かります。
この患者様は、定期的に検診を受けていましたので、このような結果になったのだと思います。
インプラントのクリーニングは基本中の基本です。
世界の多くの文献でも、このクリーニングが最も重要であると述べています。
インプラントは入れて終わりではなく、逆にメインテナンスの始まりなのです。
何十年とインプラントを健康な状態を保つためには、このような努力も必要ですね。

 永久歯が生えてきませんでした2013.8.29
この患者様はもともと一本の歯がありません。
とても残念なことですが、このようなことが極稀にあります。
しかも両隣の歯が全くの健全歯。
こうなると治療の選択肢は「インプラント」しかありません。

幸運なことにインプラントを入れるところの骨は十分にありました。
まだまだ、お若い方なので安心いたしました。

これから、何十年という期間で使うことになりますので
インプラントとは、どういうものなのかについて詳しく御説明させていただきました。
出来れば50年以上にわたって問題が出ないことを期待しております。

 ラミネートベニア2013.8.23
ラミネートベニアって御存知ですか。
この写真の中央の大きな歯二本にラミネートベニアが装着されています。
実はこの二本の大きな歯の間には1mmちょっとの隙間があったのです。
それをラミネートベニアできれいに治療しました。

ラミネートベニアというのは歯の表面を少しだけ削って貝殻のような透明なセラミックを接着する治療法です。
メリットは歯をほとんど削らなくていいということと、見た目がきれいということです。
歯の色については専門家がみても、ほとんど天然の歯と区別がつかないくらいです。

この患者様のように歯と歯のあいだに隙間があるような時は本当にきれいに治りますのでどうぞこの治療法を憶えておいてくださいね。

 これがスイスのSPIインプラントです2013.8.9
この写真がスイスのSPIインプラントです。
私が使ってもう十年近くになります。
インプラントの構造はツーピースになっていて、そのジョイント部をブルーのネジで止める構造です。
簡単に言うとインプラントに土台がネジ止めされている状態です。
このインプラントの最大の特徴は
「骨によくつく」ということです。
そのために多くの工夫がなされており、もしその説明を詳しくお話したら丸一日かかっても終わらないくらいです。
そのくらいデータ資料をもっているということです。
インプラントには想像もつかないくらいの時間と労力がかかっているのです。

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